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【2025/08/05 16:32 】 |
人が人であるとき(天声人語)
朝日新聞 天声人語

2011年3月17日(木)

行く川の流れは絶えずして……の「方丈記」は、達意の筆で無常をつづる。
著者の鴨長明(かもの・ちょうめい)は平安末から鎌倉初期の人物。
若いときに竜巻や飢饉(ききん)、地震といった災害を続けざまに体験した

▼1185年の元暦(げんりゃく)の大地震を克明に記している。
「山はくづれて河を埋み、海は傾きて陸地(くがち)をひたせり」
「家の内に居れば、たちまちにひしげなんとす。走り出づれば、地割れ裂く」。
そして、様々な天災のうちでも「恐れの中に恐るべかりけるは、ただ地震(なゐ)なりけり」と書き残した

▼その長明が「なごり、しばしは絶えず」とおびえた余震が、
いま、東日本を不気味に揺さぶっている。
テレビ映像はたびたび途切れて、緊急地震速報に変わる。
長野と静岡では震度6強の地震が起きた。そんな中で原発が煙を噴き、被災地は雪に凍える

▼悲嘆と恐怖が被災地を包み、首都圏は停電の不便を忍ぶ。
西日本とて不安に包まれていよう。
だが勇気づけられる話も多く聞く。
大げさな行為でなくとも、たとえば声欄にも、胸に灯のともるような投書が届く

▼帰宅難民であふれた東京で、配られた毛布をお年寄りに譲った若い女性。
タクシー待ちの長蛇の列に、「しているだけで少しは暖かいから」とマスクを配っていた女性2人。
ささやかな、ゆえに尊い、分かち合いである

「人とはなんて美しいものだろう、人が人であるときには」
古代ギリシャにこんな名文句があった。
黙々と耐える被災地。一条の光さえ見えない方も多かろう。
近くからも遠くからも、私たちは「人である」ことで励ましたい。

http://www.asahi.com/paper/column20110317.html?ref=any



人が、人であるとは、どういうことなのかを、考えさせれる今日この頃。

人であるとは、人間らしさであり、
人間らしさとは、人としての幸せに心動かされること。

私たちは、人の優しさ、心の暖かさに触れた時、
何ともいえぬ感動を覚える。



twitterに、そんな感動が溢れている。

◆子供の背中
子供がお菓子を持ってレジに並んでいたけれど、順番が近くなり、レジを見て考え込み、
レジ横にあった募金箱にお金を入れて、お菓子を棚に戻して出て行きました。
店員さんがその子供の背中に向けてかけた、
ありがとうございます、という声が震えてました。
 
 
◆ラーメン
自宅は流されて自分は避難所にいるのに店が大丈夫だったから、
って無料でラーメンをふるまっているラーメン屋さん…日本ってこんなに皆暖かい…
日本に生まれたことを誇りに思う。


◆お年玉
募金箱の前にて幼稚園位の男の子と母親の会話。
母「貯めてたのに本当にいいの?」
子「3DS我慢する。これで地震の人の家建てる。」
と言いお年玉袋から5,000円を寄付。
母「偉いね。地震の人、これで寒くなくなるね。」
男の子思わず号泣。後ろにいた私、大号泣。


人が人であるためには、
思いやる相手が必要なんだよね。

一人では、せっかく心に蓄えた優しさを表す機会がないから。

だから、親切を受けることも、大切なこと。
誰かを頼ったり、甘えるのも、相手の優しさを受け止めることだよね。

 人は、支え、支えられ、思いやりあいながら生きていく。

幸せになりたい人同士が、相手を思いやれば、
挫折や誤解も乗り越えて、
きっと幸せになれる。

僕らは、幸せになるために、人間に生れてきたんだから!



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【2011/03/17 23:15 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
今井美樹 PRIDE ~ やさしさとは 許し合うことを知る 最後の真実
 今井美樹 PRIDE
 
作詞、作曲 / 布袋寅泰
 
PRIDE MIKI IMAI ( FOR LIFE )
 
PRIDE
 
私は今
  南の一つ星を 見上げて誓った
どんな時も 微笑みを絶やさずに 歩いて行こうと
 
貴方を想うと ただせつなくて 涙を流しては
星に願いを 月に祈りを 捧げるためだけに生きてきた
 
だけど今は 貴方への愛こそが 私のプライド
 
やさしさとは 許し合うことを知る 最後の真実
わがままさえ 愛しく思えたなら 本当に幸せ
 
貴方は私に 自由と孤独を 教えてくれた人
夜が来るたびに無口になって 震える肩を抱きしめていた
 
だけど今は 貴方への愛こそが 私のプライド
 
いつか私も 空を飛べるはず ずっと信じていた
翼があったら飛んでゆくのに 貴方の胸に今すぐにでも
 
見上げてみて 南の一つの星を 素敵な空でしょう
私は今 貴方への愛だけに 笑って 泣いてる




 

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【2011/02/16 12:01 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
◆高村光太郎 激動するもの : さういふものだけがいやでも己を動かすのだ
テーマ:高村光太郎
高村光太郎詩集 (新潮文庫)/高村 光太郎


 


激動するもの



さういふ言葉で言へないものがあるのだ
さういふ考方に乗らないものがあるのだ

さいいう色で出せないものがあるのだ
さういふ見方で描けないものがあるのだ

さういふ道とはまるで違つた道があるのだ
さういふ図形にまるで嵌(はま)らない図形があるのだ

さういふものがこの空間に充満するのだ
さういふものが微塵の中にも激動するのだ

さういふものだけがいやでも己を動かすのだ
さういふものだけがこの水引草に紅い点々をうつのだ






言葉では表せないことがある。


でも、言葉にしないと伝わらないこともある。


言葉に出来ても、そういうことを十分表せていないこともある。


知っていることばかりが全てではなく、知らないことの方が多い。


分からないことがあることを、認められたとき、ひとつ大きくなれる。


分かったつもりで蓋をしたとき、歩みが止まる。


空の色は、言葉では表せないから、毎日みたくなる。


海の音は、表現できないから、ふと聞きたくなる。


分からないことが不安になることもある。


だけど、分からないけれども、そういうものがあることを信じたいものがある。



見えるものが全てじゃない。


見えるものを通して、見えないものを見たい。


聞こえることが全部じゃない。


聞こえる声を通して、声なき声を聞きたい。



そういうものに、動かされる自分でいたい。




 

拍手[22回]

【2010/11/12 13:44 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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